今日、８月１５日は終戦記念日です。

みなさん、戦争で亡くなった世界の方々に、ご冥福を祈りましょう。


父方の両親は下町生まれなので、東京大空襲モロに体験したクチです。
母方の父は満州行ってて、中国人やロシア人に追われて、すんでのところで日本に逃げ帰りました。

なんで、そういう事に対しては、ウチの親たちはうるさいです。
べつに欲しいと思わなかったけど、モデルガンとか絶対買ってもらえなかったし。
酷いときは水鉄砲もｗｗ

まぁ、当然です。一歩間違ってジーちゃんバーちゃんが銃弾や焼夷弾に倒れていたら、僕は生まれてこなかったわけですから。

とかいいつつ、僕は戦争もの結構好きです。

大学でやってる歴史だって、やっぱ戦争史は面白い。ロマンがある。
ゲームだって、流石に「大戦略」はやらないけど、三国志だってガンダムだって戦争モノだ。


でもねー、やっぱり僕は平和が好きなんですよ。好きだからこんなことやれるわけで。

一歩引いてみると、戦争ゲームにはほんとに冷めます。
戦争する理由だって、土地の奪い合いがいいとこで、ぶっちゃけ「漢王朝を復活うんたら」とかで人がウン十万死んでくとかありえないし。
血みどろになって殺しあってる姿とか、想像したくないし。

思えば、漫画とか小説とかゲームで歴史戦争モノ数多かれど、僕らは『その時代を必死に生きた人』を馬鹿にしているのかもしれない。
だって、どんなに惨めな死に方で、魏延みたいに裏切って死んだやつでも、そいつなりに精一杯生きてるわけだし。

今の世界じゃ考えられないくらいの地獄を、彼等は生きていたんですよ。のうのうと遊び暮らしてる僕らが馬鹿にしていいはずがない。

でもね～、楽しいんですよ。戦争モノ。
結局、それでいいんだと思うんですが、いかがか。

多かれ少なかれ、人には２面性があるわけで。大切なのは、両方認めることでございます。
戦争モノに熱くなるのは自然だし、人の殺し合いに反感持つのもまた自然です。
大事なのは、二つとも忘れないことですね。自分に２極または多極の感情があるって忘れなければ、それでいいんだと思うんです。


話がやや変わって、二次大戦の話。だって、今日はこの戦争の終結記念日でしょう？

この時代の事は、高校・大学とさんざん勉強してきたけど、まだまだわからんことがある。

多少分かるのは、どーしよーもなかった、って事かなぁ。

あんなひどい戦争が怒った原因を言うに、その１つに「世界がつながった」事が言えると思う。
ちょうどあの頃、資本主義社会の世界は、繋がっていたんです。

資本主義社会っつ～のは大抵、景気不景気が付きまといます。さらに、あの頃は世界が海運・航空ともに発達して、繋がっていましたから、その景気不景気が連鎖します。他国に少なからず影響を及ぼすんですね。

発端はｱﾒﾘｶでの大恐慌で、それが全世界に連鎖して。
国内で上手く対処できなかったドイツやら日本が、外に戦争を仕掛けた。

そうして、ﾄﾞｲﾂはやりすぎたから負けて、日本はアメリカに誘われて太平洋戦争に。まぁ、アメリカ相手は勝てるはずないしね。そんなの上の人は皆分かってたと思う。

でも、そうするしかなかった、ってのが当時の状況だった。狭い日本じゃ、近代資本主義の荒波は強すぎたのかしら。

結局日本と韓国は、アメリカ開拓の時代から続く、西への植民地の終着点となった。立場はハワイとたいして変わりないと思う。
鎖国時代から、アメリカは日本を喉から手が出るほど欲しかったわけで。だから真珠湾にさそって、日本を負かして、植民地としたわけだ。

ここで大事なのは、日本がしてきたことはしょうがなくって、正当なのかっていうと、そうではないってことだろう。
どんな理由であっても、あの当時の日本は馬鹿丸出しだ。人を殺しすぎた。

戦って負けるのと、最初から諦めて負けるどちらかだったけれども、やっぱり後者であるべきだった。
そうして、前者を選んで国民を騙して、一時の安楽をむさぼって、ひどい目にあった。

今の世界は、当時死んでいった人たちには見せらんないなぁ～。
とか、たまに思う次第です。

すんませんでした。

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