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【2024/04/23 17:46 】 |
やっとこさ解放 と おすすめのマンガの話②
つかれた~~~!!


3日目って、こんなにこむんだなぁ。体感、1日目の倍はいる気がしたよ。

ほんっと汗臭くて勘弁してほしかった。

ハンカチ片手で回りましたゎ。

予算2万弱あったんですが、その殆どが薄い本とゲームに消えました。


帰り。

なんとなく、横浜直通のバスがあったので使ってみる。
電車と違ってずっと座ってられるからいいかな~とかおもって。

でも、致命的ミス。
隣にデブオタが…(あ、おれもか?いや、これほどじゃないはず…う、うう)

嫌なにおいが漂ってくるので、配布でもらったうちわを使って防戦一方。
なんともいえないすっぱいニオイ…。う~、ニオイだけはほんとにだめなんだょぅ。
このニオイ、ダイオキシンにもまさるんじゃね?


続きは、マンガのはなしだよ。
昨日、帰りにピアによったとき。
このマンガを某覇者に馬鹿にされたので「よ~し、ここで書いてやる」と、密かに執念を燃やしたであった。




放浪息子
現在コミックビームに連載中。作者は志村貴子。

ホントは、2回目の最初はエマにしようとおもってて、一度は書いたけど間違って消してしまったのさ


 放浪息子は、二鳥さん(男)と高槻くん(女)を主軸とした、幼少群像劇。

 女装が好きで、女の子になりたい主人公ニ鳥修一。
 対して、いわゆる男女といわれ、実際男の子になりたい高槻よしの。

 二人はその願望が興じて仲良くなり、それぞれ女装・男装して町に繰り出すこともあった。

 そして発展していく物語。
 普通の少女漫画とかだと、二鳥さんと高槻くんがくっ付いておわり~みたいな感じだろうけど、そうは問屋が卸さないのがツボ。

 きれいなオカマのお姉さんに出会ったり、二鳥さんの事が好きな変わり者の女の子や、かわいい弟に対抗心をもやす二鳥姉。様々なキャラクターが物語を彩る。
 

 志村貴子のマンガは「ふわふわ」といった印象を受ける。画風も台詞も。
 ただ、そこには確固としたキャラクターが立在していて、「ふわふわ」の気持ちよさに酔っていると時々びっくりする。

 放浪息子の登場人物は皆子供で、最初は小学5年生から。今は中学1年に上がったところだ。
 その幼少群像劇をじっくり読んでいくと、自分も小さい頃に感じたであろう、ジレンマやコンプレックスが、時たま克明に描かれているのが分かる。

 「ふわふわ」としたファンタジックな雰囲気から、突然リアリティある実感に移り変わるのだ。
 そのギャップが、このマンガの魅力の1つだと思う。

 移ろいやすい少年少女たちの変遷記。小さな物語だけれど、彼等の心は本当に深い





水の色、銀の月
作者は吉田基已(もとい)。モーニングで連載中。

 自分は、繰り返し読む度に味が出るマンガを好む傾向にあるみたい。
 歌も同じで、歌詞あるいはメロディを繰り返し聞くことによって、新しい発見や感動をかみ締めるのが好きだ。

 吉田基已のマンガは、そんなものの代表の1つ。
 表情1つ汲むのに、10回読み返す気概があってもいい。


 2浪して入った芸大で、留年を繰り返す主人公・亜藤森。彼は、町の雑踏でレインコートを着て佇んでいる少女・桐生星と出会う。
 2人はなんと、9歳も年が離れていた。

 「水の色銀の月」は、主人公の森が所属するバンドのメンバーや、その関係者達の模様を描いた作品。
 「放浪息子」を幼少群像劇とするなら、「水の色銀の月」はさながら青年群像劇だ。
 経験を多く積んでいるのにまだ自分を律しきれない大・高生達を、時には甘酸っぱく、時にはシュールに描いている。

 吉田基已の凄い点は、表情や台詞すべてに深みがあるところ。
 「恋風」もそうなんだけれど、彼はマンガで心理的な深淵を描くのが凄く上手いと思う。

 「恋風」は社会人の主人公が、高校生の妹に恋して、なんとかあきらめたけれど妹が兄に熱烈アプローチしてきて、どうすりゃいいんじゃわれー!…という悶々を綴った作品。
 ここまで本気で妹モノを扱った漫画は、ハジメテなんじゃないかと思う(エロ本抜き)。こっちは趣味趣向が分かれる方だと思うけど、水の色銀の月の1巻→恋風全5巻→水の色銀の月2巻という順番で出ているため、吉田基已の過程を知るためには是非とも読んで欲しいところ。

 大学生活モノ数多かれど、「水の色銀の月」は恐らく他の追随を許さないだろう。



 …なんだかさ~弟がROやってて、最近思うように更新できないんだよね。
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【2006/08/14 10:14 】 | マンガ | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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