よく、三国志で妄想したりする。
最近、妄想三国志もなんだか浮かんで来ないなぁ。
基本、三国志妄想は正史準拠だ。
他人に話しても凄くつまらないものばっかww
そういや、あの時代の戦闘って、指揮官同士の一騎討ちはまず起こらない。
大将は後ろでズデーンと構えて、指揮を取るらしい。
つまり、一番逃げやすいところだな。
ピンチになったら、われ先にと、指揮官が逃げれるわけだ。
基本的な野戦は
まず弓打ち合って、歩兵隊がぶつかり合って、騎馬隊が両翼から突進する。
(コーエー三国志とか、三国志大戦みたいに、敵味方入り乱れている中に弓を撃ったら、凄い事になっちゃうんだよねぇ…とか思うと笑えて来るなぁ。)
これだけだったら、多分兵力の大きい方が勝つから、伏兵とか包囲戦術とか陣形とか陣取りとか、いっぱい出て来るんだろうけど。
横山三国志とか見てると、やっぱり、一騎討ちって戦の華なんだよね。
でも、現実でそんな賭け試合みたいな事は出来ないよねぇ…。
だってさ~。負けた方は、戦の負け決定みたいなもんだし。
指揮官一人の依存では、絶対やれないよなぁ。
閑話休題。
よく妄想するのは、寥化君だ。
寥化君の情熱を思うと、時々胸が苦しくなる。
正史の寥化は、おそらく劉備の劉表配下時代に家臣になったと思われる。
以来、関羽直属の部下として、苦楽を共にする。
僕の頭の中では、寥化ってのは、「命令を忠実に実行するプロ」みたいな印象。
関羽や諸葛亮の頭脳無しでは、彼は生きてはいけない。
だかそれは、決して「考えていない」という意味ではない。
任務を与えられ、部下を引き連れ、戦場に出る。
そして、彼は与えられた任務に対して「最善」を尽くそうとする。
必死で考え、その状況に応じて柔軟に対処し、任務を遂行する。
そんなイメージ。
実際、出来るようで出来ない事だと思う。
まぁ、一般的な寥化像とたいして変わらないのかな。
2文字なら「堅実」ってのが当てはまるような。
寥化は関羽と共に敗れたとき、1度呉に捕まっている。
でも彼は逃げ出して、蜀にまた戻る。
それまで「寥淳」と名乗ってたけれど、蜀に戻ってからは「寥化」としている。
この辺が、特に妄想をかきたてられるなぁ。
イミナを変えるのって、結構重大なことだと思うんだよね。
それまで必死こいて仕えてた関羽が死んだからか。
または、守れなかったからか。
関羽と共に死ねなかったからか。
蜀に戻るために、わざわざイミナを変える必要があったのか。
呉に自分が蜀に戻ったことを悟られないためか。
それとも、ただの気分だろうか。
想像は尽きない。
彼はその後、諸葛亮、キョウイと、命を与えてくれる者を変え、ついぞ司令官になる事はなかった。
諸葛亮、キョウイはともに戦下手だったたけれど、寥化は年老いても戦い続けた。
偉い。
キョウイと寥化が仲が悪いっていう話があると思うけど、それも当然だと思う。
だって、正史のキョウイって、悪く言えば呂布に近いから^^;
兵法?ナニソレ美味いの?みたいな。
関羽やキョウイよりもましな諸葛亮の采配を見てた寥化だったから、キョウイのやり方に腹立たしくなるのも無理ないよなぁ。
でも、それでも、1度命を受けたら、忠実に実行したと思うんだよね。
その「忠実さ」に、どんな情熱があったのかを思うと、なんだか胸が熱くなるなぁ。
なんて。
ネコかわい。 うへへ。
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