イメージどおりに行かない~できない~コツがつかめ~ん
馬壁槍撃~!!今のメインの呉単を使っている場合の理想の布陣としては…
みたいな感じが望ましいんですけどねぇ…(それにしてもきたねぇなw)
パパが壁になって、それを呂蒙がちゃっかり槍を出していて、周ユがオーラを纏いつついつでも突撃できるような体勢で、甘寧が弓で援護しつつ、呉夫人は隙あらば攻城…。
うまくいかねぇんだよなぁ(つД`;)
でも、コレができるだけで、序盤はかなり有利に運べると思うし、上も目指せると思うのよ~。
がんばる~。
続きは、恋バナ注意報。ノロケにもなりかねんので、みたくない人は見るな。
みたい人も見るなwww
昨日、中学のとき、ほんの短い間付き合ってた女性から、電話がありました。
「おひさしぶり~」「元気してた~?」
えぇ、元気ですとも。元気に安穏と日々を過ごしておりますよ。
この人は、良く言えばおっとりしてる人で、悪く言えば不器用又は鈍い人だ。
まぁ、いわゆる天然って奴。
その性質は、今も変わらないみたいで、それが嬉しくもあり、悲しくもあり…。
ともかく、僕は彼女に振られた事が「人生5大負い目」の1つに数えられるくらいなのだが…彼女は、2年に1度くらい僕の家に電話をかけてくる。
前回はいつ頃だったか…受験生の時か大学生になりたての頃だったか…。
「いまね~、岐阜にいるんだよ~」
え?岐阜?
「通ってる学校が岐阜なの。専門学校卒業して、今は研究所みたいなとこで勉強してるんだ。」
あ~そうだったそうだった。前回の電話の時に、遠くにいるのを聞いたの覚えてるよ。
彼女は陶磁器の勉強のために、単身岐阜で暮らしている。…らしい。
僕の1つ上の年だから、今は大学生に例えるなら4年生か。
「来年にはもうここを出て、就職もしなきゃいけないんだ。」
あいかわらず、おっとりした口調で、けれど饒舌に話してくれる。
しばらく苦労話なんぞをお互いに愚痴る。
「今度の課題がさ、お皿300枚も作んなきゃいけなくてさ…」
す、すげぇ。
「折角気合入れて作ったのに、先生から何もコメントが無かったからさ…むかついて必死こいて何度も作ったら、やっと褒められたんだよ~。」
うわ~かっこいいなぁ~。
彼女は岐阜でしっかり頑張ってるみたいだった。
中学の頃、絵が得意だったけれど物静かでどこかぎこちなかった彼女。
あまり1つ上の実感が湧か無かなくて、でも先輩の面子を保とうと、意地を張る彼女。
そんな面影は、今は無いみたいだ。
努力すれば報われる幸福を知って、今は前に突き進む楽しさを味わっているみたい。
「…ちゃん(「…」に俺の数あるニックネームww)も、しっかりしたほうがいいよ?」
なぁなぁで学校に通っている自分の話を聞くと、彼女がそう答えた。
週三日の時給850円のバイトに、掃除洗濯自炊をこなし、その上途方も無い課題もやってのける。
そんな彼女の「しっかりしたほうがいい」は、口調こそ和やかだが、俺の心にはずっしりと重いものがのしかかった。
と落ち込む暇なく、彼女のトークはノロケへと移る。
「もう今年で付き合って5年たつんだよ~。」
あぁ、まだ続いてたんだ…。
そうでした。彼女には、高校2年くらいから付き合ってる男性がいたのでした。
横浜と岐阜の遠距離恋愛なんだけれども、細々と続いてるそうだ。
連絡も、彼氏が深夜の料理人の仕事をやっているせいで、時間帯が合わないらしく、いまいち取れてないらしい。
…それでも続いてるとは。すごい。
「就職はこっちになりそうだから…結婚とかになったら就職蹴って、横浜もどる事になるかもね…」
あはは…結婚するときは、是非教えてくださいね。
「…ちゃんも結婚決まったら教えてね。」
え、えぇ…^^;(そんな予定全くないんですけどねw)
僕に平気でノロケをかますあたりが、彼女の性格があまり変わってない事を物語っていた。けれど、言葉尻から彼女の生活が、満足感あるという自信に満ち溢れているように思えた。
中学の頃。
彼女と、付き合う、きっかけと、なった、のはそりゃもう、恥ずかしい、ったらありゃ、しない若者らしい、ど、う、し、よ、うもない話になるので割愛しますが…。
ひとつのエピソードを思い出してみよう。
僕は恥ずかしがりやだったので、放課後一緒に帰るとか、お昼を一緒に食べるとか、そういう行為は出来なかった。
だから、考えに考えた末、彼女と一緒にいられる時間を頑張って作ることにした。いや、「作ってもらった」。
当時、僕は中学2年生。彼女は中学3年生で、受験生だった。
二人とも塾に通っていたが、別々の塾だった。
そこで、塾のある日が重なった曜日に、塾が終わった後、待ち合わせて送ってあげることにした。
待ち合わせ場所は近くの公園。
僕の通っている塾は遠かったので、待ち合わせる日はいつも、ダッシュでチャリンコをこいだものだ。
風が冷たい1月から2月にかけての話だったと思う。
授業が遅れた日なんかは、『寒い中に女性を暗い公園に一人長らく待たせる』ような時もあったから、心配りが足りなかったと後になってすごく後悔している。
で、待ち合わせの前に僕が決まって買うのが、午後の紅茶ミルクティー。もちろんホット。
送っていく途中で開けて、二人で飲んだ。
二人で一つの缶で飲んでいたから、当然間接キスになるのだけれど…。
中学時代はそんなの気にするそぶりもなく、半強制的に彼女と一緒に少しずつ飲んでいた。
その時話した内容は、後悔する類のものしか覚えてない。
ただ、大好きな人と一緒にいられる時間だったから、胸のドキドキ高揚感だけは妙に覚えている。
あと。
『…さんが高校合格決まったら、いっしょにデートしようね』
と言ったのは、覚えてる。
そして、暫くのち。彼女の高校の合格が決まった。
「わたし、引っ越すの」
でも、電車で一駅のところだよね…?
「別れて下さい」
…。
…デートの約束は?
合格が決まったら、と思っていろんな事を我慢していたのに。
なんで?
別れて欲しいなら、もっと早く言ってくれれば。
後には、思い出したら恥ずかしい事だけが残るだけじゃないか。
独りよがりの付き合いだったの?
結局うやむやのまま、二人はもう会わなくなる。
当時の僕は、自分の何が悪かったのか分かっていても、分からない振りをしていたように思える。ただ「裏切られた」という責任を彼女に押し付けるような感情と、「もういいや」という失望感に狩られた、幼く小さな人間でした。
そんな僕が非行(
オタク)に走るのは、時間の問題だった。
「あの時は…ごめんね?」
電話の向こうで、彼女が謝る。前の電話の時にも話さなかった、昔の話。
「わたし、ずっと心残りだったんだ。」
いやいや…。あれも、僕の大人の階段だったんです。後悔してない…って言ったら全然嘘ですけどね。それよりも、いま貴方が幸せなようでうれしいですよ。
「…よかったぁ。」
電話の向こうの安堵の声。
彼女もずっと気にかけていたみたいで、悪いなと思いつつ、少し嬉しかったり。
それからまた何気ない話をして、電話は終わった。
なんか、長年のツカエの一つが、取れた気がした。
オタク非行に走ってしばらくしてから、友達から聞いた話。
「…さんの、好みとか。お前知ってたか?例えば好きな食べ物。」
そういえばしらないよ。
「ビターチョコだよ。あんまり甘くないチョコ。」
へぇ…。
『ミルクティー、おいしいよね。』
「うん…でも、ちょっと、甘いかな。」
『そう?』
甘党だった僕。何党か分からずじまいの彼女。
そうだ、次に電話があったら、何党か聞いてみよう。
今、僕は立派に辛党に育ちましたよと、言ってやろう。
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